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【エヴァンゲリオン】渚カヲルが記憶に残る4つの理由

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【エヴァンゲリオン】渚カヲルが記憶に残る4つの理由

渚カヲルは、新世紀エヴァンゲリオンに登場する、フィフスチルドレンとして物語途中から登場する、謎の少年です。

いきなり登場して、主人公碇シンジに接触してシンジの心を虜にしたかと思えば、NERVに侵入して地中深くに捕らわれている使徒「リリス」と接触を試みたり、その風貌からは考えられない言動を繰り返します。

ここでは、渚カヲルが記憶に残る4つの理由をご紹介していきます。

 

渚カヲルは使徒?カヲルの行動が記憶に残る4つの理由とは?

【エヴァンゲリオン】渚カヲルが記憶に残る4つの理由

渚カヲルは、とにかくエヴァンゲリオンファンに強い印象を残しています。

「カヲル」と言う名前はもちろんですが、登場からその最後まで、ファンの期待をいい意味で裏切り続けたキャラクターと言えます。

そんな渚カヲルのことが、私たちファンにとって記憶に残っているのは、なぜなのでしょうか?

 

①ルックスやしぐさが印象に残ったから

【エヴァンゲリオン】渚カヲルが記憶に残る4つの理由

そもそもカヲルがNERVにやってきたのは、精神崩壊でエヴァンゲリオンを操縦できない状態になったアスカの代わりとしてやってきました。

フィフスチルドレンとして、人類補完委員会「ゼーレ」により直接NERVに送りこまれたカヲルは、今までのチルドレンに比べて異彩を放っていました。

アッシュグレイの髪と赤い瞳を持ち、それでいて極端に白い肌を持っているカヲルは正直言って「美少年」でした。

この点だけを言えば、ごく普通の中学生だったシンジ、とにかく無口な綾波レイ、ツンデレで強がりなアスカと比べても、異彩を放っていたのです。

おまけに、ゼーレによって過去の経歴は生年月日以外、すべて抹消されていることから、謎めいた経緯を持つ少年でもありました。

エヴァをうまく操縦できずにスランプに陥っているシンジに、なぜかベートーヴェンの交響曲第9番の鼻歌を歌いながら接近したカヲル。

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それもそのはず、カヲルは音楽に特に興味を持っていて、片時もヘッドホンを話さない生活を過ごしています。

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そして、さらにカヲルの存在を謎めいたものにするのは、その発言です。

カヲルの年齢には見合わない発言は、とにかく難解な言葉を使うことで難しく思え、シンジはもちろんアニメの視聴者もなかなか理解しにくかったものです。

ですが、カヲルの難しい話の内容こそが、謎めいたエヴァンゲリオンの世界のヒントを伴っていることから、ストーリー上はカヲルが最も重要なキャラクターと言っても過言ではないのです。

 

②碇シンジの心を簡単に虜にしたから

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カヲルはシンジに対して非常に興味を持ち、急激に接近していきます。

シンジの性格の繊細さに惹かれ、特別に好意を寄せていくカヲル。

シンジには「君に会うために生まれてきたのかもしれない」とまで語っており、その言葉にシンジもカヲルへの関心を高めていきます。

でも、実はカヲルの正体が分かった時、ファンたちは妙に納得してしまったのです。

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と言うのも、カヲルは実は使徒であったからです。

カヲルがシンジに近づいていくということは、ある意味使徒が持つ人間への関心であり、好意というよりは興味であったのです。

それでも、シンジに対しては確実に特別な思いがあるように見えますし、「好き」という感情をシンジに公言しています。

人間と使徒と言うたがいに愛受け入れられない存在であるがため、ある意味「生命体を超えた友情」といったものが芽生えたからの行動だったのかもしれません。

もちろん、カヲルとシンジの関係の中で、アスカは当然やきもちを焼きますが、綾波レイは逆に好意的な傍観者として2人の様子を見守ります。

そう、まるで2人の母親にでもなったかのようにふるまう綾波の姿を、ファンも非常に不思議に見ていたことは、いまだに印象に残っています。

 

③実は使徒だったから

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実は渚カヲルが使徒だと聞いて、びっくりした人も多いと思います。

今までの使徒と言えば、奇妙な正方形や立方体、あるいは自由に姿や形を変えて、決して人間と瓜二つのような姿ではありませんでした。

しかしカヲルはどう見ても人間の姿です。

カヲルの正体は第17使徒タブリスであり、なんとその魂は第1使徒アダム本人のものであったのです。

これは、人類補完委員会「ゼーレ」がアダムの復活を目指すアダム計画の一環として、ゼーレにより確保されたアダムの魂を、人型の男性の肉体を与えて器とすることで、それが渚カヲルとなったのです。

アダムはセカンドインパクトを引き起こした使徒であり、この時多くの人類はアダムに吸収されていったのですが、その時の人間男性の遺伝情報をもとに生成された人型が、あのカヲルのルックスのもとになったのです。

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使徒でありながら、カヲル自身は攻撃能力を持ちませんが、強力なATフィールドを展開することができ、また空中を自由自在に浮遊できる能力を持っています。

しかし、アニメが放映された当時には、エヴァンゲリオンが倒すべき使徒がなぜかチルドレンに選ばれ、そんなカヲルを送り込んだのがゼーレと言うNERVの上部組織であることが、不可解で意味不明だったのです。

ですが、劇場版や新劇場版によってエピソードが新たに公開されると、その真実が分かって来るようになりました。

NERVはサードインパクトを起こすことを防ぐために、使徒をベースに製造された腎臓へ行きエヴァンゲリオンを使い、使徒を倒そうとします。

つまり「毒を以て毒を制す」という対処法が、NERVのやり方だったのです。

ですが、人類補完計画をつかさどるゼーレが考えていたのは、むしろサードインパクトを起こして、人類を、そして地球を再生し、一部分のエリートが地球を支配することだったのです。

ゼーレの一機関の忠実な指揮官であるふりをしていた碇ゲンドウは、ゼーレの計画に加担しようとしつつ、それを阻止しようと暗躍していたのですが、それが次第にゼーレに見破られ、ゼーレ自身がサードインパクトの引き金とするため、使徒であるカヲルを送り込んだというのが、物語の真実です。

 

④死に方が強烈だったから

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カヲルは使徒ゆえに、人間の価値観は正直分かりませんし、人間がなぜ生にこだわるのかも、最初は全く理解していないようでした。

使徒であるカヲルには「生と死は等価値」であって、死することで自分が唯一自由なれるのだと、独自の死生観を持っていました。

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そのため、エヴァンゲリオンに登場して戦闘に向かう時であっても、あまり命を尊重する姿勢がなく、むしろ自殺願望を公言していたぐらいです。

【エヴァンゲリオン】渚カヲルが記憶に残る4つの理由

そんなカヲルが、ついに死に近づくのは、アダムとの再会をもくろむ時でした。

アダムとの再会を果たすべく、NERV本部へ潜入し、セントラルドグマまで突破して見たのは、アダムではなくリリスでした。

アダムを求めて近づき、サードインパクトを起こすつもりだったカヲルは、リリスの姿を見て自分の取るべき道がなくなったと悟り、カヲルの行動を阻止しようとエヴァンゲリオンで追いかけてきたシンジの前に呆然と浮遊します。

そして、自分の生きる道がなくなったことを悟り、シンジに自分の命を消されることを望むのです。

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目的を達成するべくして生きることが許される存在。

カヲルは自分のことをそのように思っていました。

ですが、目的が達成できないと分かった時、カヲルはその目的から自由になるために、死ぬことしか選択肢がないと考えたのです。

好きだったシンジに自分の最後を決めてもらえるのならば本望だった。

そのことを悟ったかどうかは分かりませんが、シンジはカヲルを初号機の両手でつかみ、しばらく沈黙した後、カヲルの首を飛ばし、望み通り命を絶つのです。

この死に方が、あまりにもセンセーショナルすぎて、多くのアニメファンの度肝を抜いたのは、今でも語り草になっています。

 

まとめ

【エヴァンゲリオン】渚カヲルが記憶に残る4つの理由

考えてみれば、渚カヲルほど人々の都合に合わせてほんろうされた生命体(人間ではないのであえてこう呼びます)はいないでしょう。

アダムでもあり、タブリスでもあり、渚カヲルでもある。

カヲルは本人の望むままに生まれてきて、本人が望むように生きるための生命体ではありません。

人類補完計画を完了させるための存在、ただそれだけだったのです。

ちなみに、渚カヲルの名前の由来は映画監督の大島渚氏からとったものです。

姓の「渚」を辺と作りで分けると「シ者」となり、「シ者」⇒「使者」⇒「使徒」⇒「死者」となって、彼に込められた意味が分かってきます。

ですから、サブタイトルにも「最後のシ者」と使用されているわけです。

また、「カヲル」という名前は、五十音順で1字づつずらしてみると「オワリ」になり、性と合わせて考えると「シ者オワリ」とも読めます。

死を前提に生まれてきた生命体の存在は、私たちファンの間でもその存在がどのような意味をなすのか、いまだに答えは出てきません。

ですが、その答えを探すことも、エヴァンゲリオンと言う作品の楽しみ方の一つなのかもしれません。

引き続き、「アニメ都市伝説」をご紹介していきます↓



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