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【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

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【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

自在な変身能力を見せアル達を翻弄したエンヴィーの最後は、とても切なく人間らしいものでした。

なぜ、エンヴィーはホムンクルスでありながら人間らしさを見せたのでしょうか?

ここでは、鋼の錬金術師 エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察についてご紹介していきます。

 

1.鋼の錬金術師の「エンヴィーの正体」と「嫉妬の本質」に関する2視点

【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

エンヴィーの正体である「嫉妬」は、人間から切り離せないマイナスの本能です。

それでは、鋼の錬金術師の「エンヴィーの正体」と「嫉妬の本質」に関する2視点についてご紹介していきます。

 

①エンヴィーは変身能力を持ったプライドの高い4番目のホムンクルス

【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

エンヴィーは変身能力を持つため、常に多種多様な人間に姿を変えていますが、普段は小柄で中性的な人物の姿でいます。

しかし、その本来の姿は非常に醜く

  • 獣のような顔
  • トカゲのような胴体とウロコ
  • 尻尾
  • 無造作に突き出た複数の脚
  • 体から飛び出す人間のような物体

…と、非常にグロテスクで、普通の体を持つ他のホムンクルスや人間に対しコンプレックスを抱いていました。

 

②エンヴィーの行動や言動は「嫉妬」から来る本能的なものである

【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

嫉妬という感覚は、

  • 自分には手に入らないという妬み
  • 自分の力ではどうにもできない無力感
  • 自分が欲しいものを手に入れている相手への嫌悪

…といった羨みからきています。

だからこそ、一度手に入れたものに対して執着し、それを失うことを極度に恐れるのです。

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結果として、自分より持たない者を下に見て満足し、自分より持つ者に反感を持つようになります。

エンヴィーがヒューズを殺した時、虫けらを殺すように楽しげな様子を見せた一方、嫌悪する人物を徹底的に苦しめようとする表情が見られました。

ヒューズの妻の姿に変化し殺害を試みたのは、「妻などという面倒な人間関係に翻弄される人間」への軽蔑のようにも見えたのです。

 

2.鋼の錬金術師で見られるエンヴィーの「変身能力」1つの整理

【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

エンヴィーの変身能力は、彼が持つ嫉妬の本能と密接にかかわっています。

いったい、鋼の錬金術師で見られるエンヴィーの「変身能力」1つの整理とは、どういったものなのでしょうか?

 

①エンヴィーが変身するのは嫉妬を感じた人物だけである

【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

人は自分の所有しているものに執着し、他人の所有しているものを羨望します。

自分に手に入らないものがあれば、すでに持っている人を徹底的に嫌って攻撃する陰湿さを持ちます。

「嫉妬」のエンヴィーが変身能力を持つ理由もここにあり、「自分が持たないもの、欲しくても手に入らないもの」を何でも仮想的に実現するためだと考えられるのです。

目的は殺害にあったとしても、ヒューズの妻に変身したのは、家族の愛を羨ましいと思っていたからですし、マリア・ロス少尉に変身したのは仲間の絆に憧れていたからです。

対象人物が大切にしている存在に変身すれば、相手は激しく動揺し簡単に殺害することができますが、エンヴィーが変身するのは、実は彼が羨ましさを抱く対象だけだったのです。

愛情や絆が人間の弱点となることを知る一方で、それが自分に決定的に不足していることをエンヴィーは心の片隅で認識していましたが、自分の本心を直視して受け入れることはありませんでした。

 

3.鋼の錬金術師で「エンヴィーが迎えた最後」と「コンプレックス」に関する2項目

【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

エンヴィーは最後の時になって、ようやく自分のコンプレックスを露わにします。

それでは、鋼の錬金術師で「エンヴィーが迎えた最後」と「コンプレックス」に関する2項目についてご紹介していきます。

 

①第23巻でエンヴィーが最後に知ったのは「人間が羨ましい」という自分の心

【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

エンヴィーは第23巻で、マスタング大佐達に倒される際、部下を傷つけられて怒る大佐から想像以上の攻撃を受け、小さな本体となって逃走を図ります。

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マスタング大佐はエンヴィー本体を捕まえて殺そうとしましたが、

「大佐は怒りに任せて復讐に身を任せているだけだ」

と周囲の仲間達から諭されます。

その様子を見ていたエンヴィーは

「バッカじゃないの」

と見下しつつ、人間への嫉妬を露わにしました。

きれいごとを並べ立てて情を大事にし、憎しみすら抑えて敵同士が手を握って戦い、決して本能だけに身を委ねない。

そんな人間に対して苛立ちを見せるエンヴィーに、エドはこう言います。

人間はホムンクルスよりずっと弱いはずなのに、何度へこたれても立ち上がり、成功を信じ、仲間が力を貸してくれる。お前はそんな人間のことが羨ましいのだ。

まさに本音を言い当てられたことで、エンヴィーは動揺を隠せませんでしたが、自分を本当に理解してくれたことに小さな喜びを感じつつ、自害したのです。

 

②エンヴィーは自らのコンプレックスを生めるために人間の弱点を攻撃してきた

【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

人間であれば、「常に誰かを羨ましがり意地悪をする人物」は、コンプレックスを抱いていることがほとんどです

容姿にコンプレックスがある場合

きれいな人に対して悪口を言って見下げようとする。

自分の生き方や性格にコンプレックスがある場合

身の丈に合わない高価な品物を身に付けて外見を魅力的にしようとする。

このように、自分の中の満たされていない部分を努力によって変えようとせず、代わりに相手をおとしめたり自分に合わない振る舞いをしたりして、

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「自分には価値がある」

と思いこもうとする傾向があります

エンヴィーの生き方を見ると、容姿コンプレックスから変身を続け、孤独コンプレックスから相手をあざけるようになったのだということがわかります。

 

4.まとめ

【鋼の錬金術師】エンヴィーの正体「嫉妬と変身と最後」3つの考察

エンヴィーはホムンクルスの配下として生まれた存在ですから、「嫉妬」という本能に従って生きてきました。

しかし、自分より弱いはずの人間が見せる友情や愛情、仲間の絆による精神的強さだけは知らず、常に憧れの対象になっていたのです。

エドがそんな自分の本心を理解してくれた時、これ以上の反抗や攻撃の必要性を感じなくなり、自ら命を絶つことで人間と心を通わせようとしたのです。

 

引き続き、「アニメ都市伝説」をご紹介していきます↓



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